自然米について、佐々木ふみさんにお話しを伺いました。
いつもお茶と一緒に、必ず自家製のお漬物をすすめてくれる佐々木さん。
これがおいしいのなんのって、いつも夢中になってたいらげてしまうんです。

なぜ、自然米をつくり始めたの?
  おばあちゃんの「家族にはおいしいお米を食べさせてあげたい」という家族思いの気持ちと、農薬や化学肥料は身体に良くないという考えから【自然農法】を始めました。
いつ頃つくり始めたの?
  昭和47年秋に佐々木家に嫁いだふみさん。その翌年、48年の作付け時に、家族用10アールからつくり始めました。5年後には30アールに広げ、さらに平成12年には「紙マルチ製法」で雑草を防除できるようになったので、今では90アールにまで拡大してつくられています。
20年前の田んぼの様子
自然農法ってなに?
 
人間の最大の苦悩は病気です。そして、その原因の大きな部分を占めるのが食物です。 「安全でおいしい農産物を大量に生産したい」という願いから【自然農法】がうまれました。
【自然農法】は自然本来の力をもっておこなう農業です。現代の科学農法のように営利第一主義ではなく、自然の摂理を尊重し、適切な有機物を施し、土本来の力を発揮させ、正常で健康的な作物を生産する農法です。
昭和25年に発表された【自然農法】は、特殊な農業技術、農法というだけではなく、「自然生態系の絶対的尊重」という考え方に支えられています。

苗が寝ている様に見えますが、これぞ自然農法の証。
じっくり根を生やし、時が満ちるとグングン生育を始めます。
     
除草剤を使用しないため、かつては雑草との戦いでした。現在では「紙マルチ栽培」を取り入れ、田んぼ一面に「マルチ」を敷くことで雑草を防除しています。また、肥料は当初、毎年米ぬかだけをすきこんで、土作りをしてきました。そのため、今では土が青くとろとろになっています。20年以上続けているため、地力が出てきたのか、苗が強くなったのか、草が生えてきても以前のように気にならないそうです。土はうそをつかないのですね。
米づくりに 愛情を注ぐ佐々木さんご夫妻↑ 
自然農法を始めた頃は、田植えが終わって草の芽が出始め、除草機で取れない部分を手作業で進めている時に、近所の方々から「大変だね!こんなに草をはやして。除草剤をかければ苦労しないで済むのに。夜なら、誰も見てないから、薬をかけたらいいんでないが!」とよく言われました。 嫁いだばかりで、若かったから「どうして、私だけこんなに苦労するの?どうして、こんな田をつくるの?」と疑問だった時期もあります。でも、子供たちが育ち、たくさんお米を食べるようになって、作っていて良かったと思いました。そして、20年以上たった今、「食と農」を地域全体で見つめなおし、動き始めていることが嬉しい限りです。


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